今から3年前の冬のこと。

当時、私はこんな企業世の中に存在して良いのかって感じの
ブラック企業に新卒で入社していて、職場の
人間関係に日々殺意を覚えていた。


同期の内半分は半年以内に辞めていて、残った子達から
たまに来るメールに少しだけ安らいでいた。

今、そこに同期で残っているのは独りだけ。
彼からは年に数回「俺はもうダメだ」的なメールが来る。
新卒の時の明るさは消えて別人みたいだ。

その会社にいる意味はあるのかよ?転職決まってなくても
そこ迄ボロボロになったら辞めちゃえよ。無理しすぎるな。
彼女に働いて養ってもらったっていいじゃんか。

何度もそう言ったっけ。

会社にとって従業員の代わりはいくらでもいる。
自分にとっても他の勤め先はある。
頑張るのはいいけど、会社で精神壊すなんて馬鹿みたいだぜ。

・・・ついつい昔の話が長くなったけど、そんな2003年
秋頃、出勤すると支配人がげんなりしていた。

「ああ、まひまひ、おはよ。昨日は変な外人と乱闘
 しちまったよ。白人は腕力強いよな、参るよ」

そう言って名刺を差し出す支配人。

何すか?と覗き込むと、そこには
フォーブス アジア支局長 
 ベンジャミン・フルフォード
と書いていたのだった。

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