GW連休中は読書三昧。私は人と接するより1人で
本を読んでいればそれで幸せな人間なのだ。

基本的に人嫌いなところがある。なのに、現職も前職も
営業系だったりするのはなぜ・・・。ある程度以上
のコミュニケーション能力はあるらしい。

これは、佐藤優氏(外務省のラスプーチン・鈴木宗男の
側近として2002年頃騒がれた外交官)が著書で
述べるところの「好きな事と出来る事は違う」状態か。

文庫になった「国家の罠」を今更読んだ。面白い!!!

私はどんな論考を読もうとも、「それって本当ですか?」
「この作者って人生経験が浅いわね」など、文句を付けず
にはいられないのに、文句なしに面白い!!

圧倒的な魅力と説得力を持って迫ってくる。

氏のいうところの「国策捜査」なる、実際に犯罪を犯して
いなくとも、政治上非力な立場になると事件をでっち上げ
られ政界・財界から葬られてしまうという罠。

政治疑獄の全てが嘘とは思わないけど、「あの人は逮捕され
たのに、あの人は何故無事なの?」という不公平がある事は
確かにうすうす感づいてはいたけれども、、

「本当にそんな事あるんだ」「佐藤さんも宗男さんも悪いこと
してないのに!」と思わせてしまう凄さ。
すぐにマスコミに踊らされてしまう日本の民度の低さ。
そして、本書に登場する鈴木宗男氏は国益を第一にし、
有能で頼りがいのある魅力的な政治家として描かれている。

とにかく本書を読むと、彼の言うことを全部肯定し、
鈴木宗男が大好きになってしまいそうで怖い。

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