久々に、ベテラン非常勤講師でいろいろ私の事を気に
かけて下さってる先生とお会いした。

「あら、マイマイ先生、まだ北京から魂が帰って来ない
 ような顔をしているわよ。なんだか辛そう。大丈夫?」

平常通りでいたつもりだけれども、見透かされていたの
だろうか。。少し救われた気持ちになった。

学校の体制や、上司が信頼できない事、虚しくなる事が
多いのだけれども、この先生や、私に元気をくれる
先生達や、プラスの出会いも多かった。。
ここに就職したことは、無駄なことばかりではない。

わたしは、何も中国の学生や※スリランカの学生達※と
私だけが八景島で遊べないことに怒っているんじゃない。

(※スリランカ国籍の学生もいるのよ。それを言うと他校の
 方は大体驚いて、笑うんだけどどーーして??)

上司が、他の職員と私に露骨に扱いに差を付ける事や
「マイマイさんにずっと勤めて欲しい、教務職として期待
している」という気持ちが一切感じ取れず、使い捨て

嫌な用事や雑用だけやらせればいいという気持ちが見え見え
なのが、途方もなく不安を感じるし不快なのだ。

そんな使い方をされるんだったら、生保や投資会社で事務で
働いた方がよっぽど私のためになるし、キャリアを伸ばせる。

あなた達も、雑用ばかりの職員に年間何百万も払いたく
ないでしょう?もっと私を有効に使えるのに。

就職して以来ずっと落ち込んできたけど、最近励まされる
事があった。北京で、私は新しい提携校を開拓してきた。

しかし、今迄の仕事では、中国の人は結局私の同僚を仕事
相手に選ぶ事が多かったので、(マイマイの中国語は決して
ネイティブレベルじゃないし、同胞の方が気が合うからだろう)

「今後は私ではなく、中国籍の先輩と連絡下さる様に
 お願いいたします。」と先手を打ってみた。

・・経営者は少し怒り気味に「そんなのダメですよ」と言った。

「私はマイマイさんが北京まで来てわざわざ学校を見に来た、
 その気持ちを買ったんです。あなたしかウチの学校を見た
 人がいないでしょう?あなたを相手に取引したいんです。」

上司には買ってもらえず、他校の経営者の方に励まされるのも
変な話だけれども・・・私は少なからず感動した。

大気汚染の激しい北京。交通渋滞の激しい北京。
地方からの上京組を馬鹿にする都会人たち。と北京の
裏側ばかりを捉えてしまったのだけれども、その瞬間は
中国にもっと関わろうか、北京にまた来ようかと思ったのだ。

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