幻のゼミ合宿

2008年7月2日 日常
飲みに行った日以来、上司が必死に私に気を遣ってくれて
いるのが分かる。何だか痛々しい。。

ここまで思いやって貰って申し訳ないな〜と思う一方、
もっと以前から今の半分でも気を遣って
貰えれば辞めることは全く考えなかったのに

思わないでもない。

・・でも、考えを急ぎすぎないようにしよう。校長の
息子が来て以来、思いがけない事が次々起きるのだ。
絶対に向こうが見えないと思ってた壁に穴が空くように。
違う道が見つかるのかも知れない。

思いやり、と言えば・・・

私の卒業した某私立大学の史学科の所属ゼミは、
「チームワーク」「連帯感」といった言葉と無縁な世界だった。

ゼミ飲みをやろうよ!と心ある人が声をかけたら、女子が
誰も来なかった、とか。

「まぁ、皆の卒論の発表が終わらなかったらゼミ合宿しましょう」
と教授がかなり実現させたそうに誘ってくださったのに、
ゼミ合宿しなくて済むように皆が猛速で卒論
の発表を終えた
など、冷たいエピソードに事欠かない
酷いゼミというか同学たちであった。

当時は私も考えが幼稚で、「同じ専攻だからって無理に仲良く
しなくたっていいぢゃん」と思っていたのだが・・

今、心から私たちは先生に対して無礼で、お互いも利己的
だった事に謝罪したい。。

しかし、先日朝鮮族(中国東北部の少数民族)に
関する論文を探していたら、たまたま大学の後輩の
ホームページを見つけた。その中にはなんと
「教授と私たちのゼミ合宿」という、いかにも和やかな
写真があり、見たこともない楽しそうな教授の姿が!!!

今まで無かったゼミ合宿、後輩の君たちが実施して
くれたんだね。人情のある学生達で良かった。
そして先生、心からごめんなさい・・。

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