なつかしい人。

2008年8月29日 友達
なつかしい人。
  

←懐かしいHZ古墳(仮名)子供の頃はよく友達と
 ここで遊びました。古墳って一般的に馴染みがあるもの
 なんですか?他の地方の人も、家の近くに普通に古墳が
 あるんでしょうか?
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 地蔵盆も終わってしまった。夏が終わる。

※ちなみに、私は地蔵盆って全国区の行事だと思って
 いたのだけど、関東の友人に聞いたら殆ど知らない。
 
 私が子ども時代を過ごした大阪南部では、小学校6年生
 位までの子ども達が町中のお地蔵様にお供え物を
 するという行事だったけど、地域によっても違うみたい※

夏は嫌い。何故か気持ちが落ち込む。冬生まれだからか。
私の場合、ラッキーな事は秋から冬に、嫌な事は春から
夏に起こる事が多いのだ。

最近、色々とプライベートで良くない事が続き
精神的に参っていた。大阪に暫く戻りたいと思ったり。
何も良い事がない、生きつづけるのが辛いと思ったり、
アテも無いけど仕事辞めようかなぁと思ったり。

不運な事が続く時は、過去の幸せな記憶を起こしてみる。

私の場合、前の会社で上司に可愛がってもらった記憶とか、
新卒の時の同期が、大して親しくなかったのに
とても私によくしてくれた事とか。有難かったと思う。

その中でもスペシャルな記憶(これを掘り起こすのはかなり
精神的に参っている時)は、小学校時代の同級生の事だ。

私が現在まで働く事が出来るのも、生き続けているのも、
その人のおかげだけれど、彼とは15年近く会っていない。

私は小学校高学年まで重度の知的障害に近い状態だった。
その人との出会いが無かったら、28歳の今でも家から
あまり外出もせず、人との会話も出来なかったと思う。

詳しい消息を知ろうと努力すれば、知ることは出来る。
連絡を取ろうとすれば、不可能ではないだろう。

今まで3回くらい、本気で連絡を取りたいと思った。

でも止めておいた。私にとっては懐かしくて会いたい人
だけれども、相手がそう思っていない可能性は高いから。

まして、学生の年齢ならともかく、現在では結婚している
可能性も高い。私に恋愛感情が無くとも、『心細くなったら
会いたい人なんです』なんて奥様には不愉快だろう。

それに、ここ数年、大学や会社で沢山友人が出来て、仕事も
まぁ軌道に乗っている時は、私は彼の事をあまり思い出さ
なかった。都合の良い時だけ思い出に縋るのはどうかと思う。

けれども、本当に辛いとき思い出すのは友人でも恋人
でも無くて彼なのだ。幾つになってもそうだろう。

私が重ねた月日と同じように、彼ももう20代の終わりに
入っている。私は14歳までの彼しか知らない。
余程の偶然が無い限り、これからも大人になった彼の
姿を見る事は無いだろう。

先日、意図したわけではない本物の偶然で、少し前の
彼の消息を知ってしまった。これ以上は望めない。
追跡したわけじゃないのに、ストーカーのようで嫌だな。
でも、現在も優秀な人だと知る事が出来て嬉しかった。

そうして、また明日から私はまたせっせと外国人の
ビザ取得に励む日常に戻らなくては。

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